はじめまして。
ブログの執筆を担当します。
こんにちは。ムラユミと申します^^
5年ほど骨董店に勤めた経験や漆や陶器など工芸品好きなところをわにぞうさんに見込まれ、ブログ執筆を任されました。とは言っても、私自身はわにぞう商店で買物をしたことがないどころか、1つも皿立てを持っておりません(汗)。果たして人様に向けてモノを書く資格があるのか!?と自分の中に突っ込みがゴーゴー渦巻いております・・・。
しかしながら骨董の撮影ではいつも皿立てを使っていたため、何とか許しを貰っても良いかな?と思います(笑)。これからあれこれ気ままに骨董まわりのご紹介をしていけたらと思うので、どうぞよろしくお願いいたします。
飾りたいほどのお気に入り、古伊万里の中皿
骨董と言えば、一大ブームのきっかけにもなったテレビ番組「開運!なんでも鑑定団」はよく知られるところです。鑑定の依頼品は、掛軸などの美術品や仏像からレトロおもちゃ、楽器や家具までさまざまなものが出てきます。いっときは愛されながらもやむなく手放されることなってしまった、歴史や想いの詰まったお品物の新しいオーナーを見つけるのが骨董屋の仕事です。そんな魅力的な品々が行き交う骨董屋。扱う品物の中でも“古伊万里のそば猪口”は、コレクターズアイテムの殿堂入りと言ってもいいくらいの値上がりをみせた骨董界のチャンピオン!立派にブームの一翼を担いました。
古伊万里のそば猪口はバリエーションが豊富なので、コレクションを並べて飾って楽しむ方が多いですが、大きさが水割りグラスとしてとてもぴったりで、焼酎ブームに乗ってさらに人気が広がりました!最近は家飲みする方も多いので、ご夫婦で晩酌のくつろぎのひととき、テーブルでひときわの渋さを放って鎮座しているのではないかなと思います・・・独女な私はそば猪口さんとサシ飲みですが(笑)。
古伊万里染付の魅力は、侘びた味わいがうつくしい呉須の藍色です。明治に入ってからのものは科学的工法の顔料が使われたためか鮮やかすぎるコバルト色が目について、それはそれで素敵だけど数百年もの時を経た江戸期の自然なブルーにはかなわないよな、と思います。
また 手の込んだ古伊万里の皿には裏側に図柄が入りますが、写真のお皿はそれがなんとも可愛くユーモラス!私の大のお気に入りです。和食はもちろん、どんな料理も豊かに美味しそうに魅せてくれる万能選手で、日々の食卓に頻繁に登場する一枚です。チラッと顔を見せる裏の図柄は憎らしい演出ですよね??こんな気の利いたお皿はぜひ皿立てに飾りたいのだけどあいにく自宅は手狭。わにぞう社長!額みたいに壁に飾れる皿掛を作ってくださーい(笑)。
そんなことで骨董の愉しみ、はたまたディスプレイの格闘など(?)気ままに雑多につづってまいります。ネットショッピングをひとしきり楽しんだ後にひとやすみ、ちょいとお立ち寄りくださいませ ♪
今後もお付き合いのほど、どうぞよろしく!